| 第11回中学生ビクトリア研修 佐々木敦斗の報告書 |
ビクトリア市研修報告書原稿「研修を終えて」
「人々のあたたかさ」
今思えば、本当に短い滞在だった。緑にあふれ、レンガ造りの建物が立ち並び、イギリス風の雰囲気が漂う美しいビクトリアの街、ビクトリアの人たちとの楽しい日々・・・。思い出していくごとに、ビクトリアに戻りたいという気持ちがこみ上げてくる。
忘れられないのが、ホストファミリーとの日々だ。僕が上手く英語が話せなくても、「大丈夫だよ。」と言って、励ましてくれる。そんな人達の優しさに、僕はうれしくなった。はじめは緊張して話せなかった英語も、一緒に過ごしていくうちに、積極的に話せるようになった。言葉が通じる度に、僕は喜びを感じ、ホストファミリーの表情も、活き活きと輝いた。言葉に不自由はしたが、英語で伝え合い、お互いに分かち合える事で、言葉の大切さを実感した。ほんの少ししか一緒に過ごすことができなかったが、街に連れて行ってくれたり、いっしょに学校へ行ったり、僕を本当の家族のようにあたたかく迎え、優しく接し、たくさんのことを教えてくれた。そんなホストファミリーとは、今でもメールで連絡を取り合っている。この出会いを大切にするため、いつまでも交流し続けたい。
この研修では、ビクトリアのことをたくさん学ぶ事ができ、逆に日本の文化の素晴らしさも改めて知ることができた。ホストファミリーは、おみやげに持っていった和菓子を「おいしい。」と言って食べてくれたし、折り紙で作ったくす玉も、部屋に飾ってくれた。けん玉や折り紙、紙風船などで一緒に遊んだときも、本当に楽しそうだった。ホストファミリーとコミュニケーションが取れたのは、日本の文化のおかげだった。
この研修を通して、僕は大きく成長できたし、この研修は僕の大きな財産となった。ビクトリアでの楽しい日々と素晴らしい思い出、たくさんの出会いを、僕は一生忘れない。ビクトリアの人たちにもう一度会うため、僕はいつか、あたたかい人々とたくさんの緑に囲まれた街、ビクトリアに行こうと思っている。
最後に、これまで僕を支えて下さったみなさんと、太平洋のかけ橋となった、新渡戸稲造先生に感謝します。本当にありがとうございました。